今回は著名人のみなさん、そして原作を愛するたくさんの書店の方からもコメントをいただきました。

著名人のコメント

浮ついたところのない、しっかりと撮られた映画。
早見あかりさんの、魔力のような存在感。原作者であることをわすれて、のめりこんで観てしまいました。

中田永一さん(原作者)

「百瀬、こっちを向いて。」は、かさぶたで覆って、
なかったことにしていた傷を容赦なくついてくる。
でもその痛みは意外に心地よかったりするのです。

山崎貴さん(映画『永遠の0』監督)

甘くて甘くて甘くて、むせ返って、
すこし吐きそうになって涙目で、ああこの感じあの頃以来だな。
とか思い出しちゃう自分の甘さを、今日だけ許します。

吉田大八さん
(日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞
映画『桐島、部活やめるってよ』監督・脚本)

時に残酷で……時に優しい……そんな百瀬に魅せられた。
ノボルにとっての「苦しく切ない想い出」は、男子校出身者としては実に羨ましい。

西田征史さん
(映画『小野寺の弟・小野寺の姉』監督・脚本)

非モテ男子が「恋愛はモンスター」と表現した言葉が真実を突いていました。
青春は不完全燃焼の方が、欲求不満エネルギーを原動力に成功できる、と十五年後、作家になった彼を見て実感しました。

辛酸なめ子さん(コラムニスト)

嘘から始まった恋と、嘘に縛られた恋。
2つの思春期の恋が危うく触れ合ってうまれる切なさに、
大人になった今でも胸が苦しくなります。

犬山紙子さん(エッセイスト)

まず、原作が中田永一(乙一)であるということで、興味深く観た。
狗飼恭子の脚本と、耶雲哉治監督と早見あかりの真摯な取り組みによって、小説のヒロインが映像化されていると思った。

新津保建秀さん(写真家)

やわらかい光で包まれた写真集のような映画でした。
誰かを好きになるってどうしていつも切なさと隣り合わせなんだろう…。
切なくて苦しくて、でもとびきり大切な「あの頃」の物語。

ねむようこさん(漫画家)

まっすぐで、想いが激しくて、残酷....強さを感じました。
爆発シーンのない映画でこんなにハラハラするなんて....早見あかりちゃんがとってもステキ!
そして田辺くんは何者なんだ!

松田園子さん(モデル)

早見さん目当てで見始めたが、途中からすっかり百瀬のファンになっていた。
百瀬が相原君にかます『肩パンチ』にやられる。
百瀬だけじゃない、相原君やあの優しい田辺君、宮崎先輩だって嫌いになれなくなっていた。

転がる状況・動く心が、さらっとした台詞や演技で自然に表現されていて、
相原君の最後の叫びには覚えず涙ぐんだ。

山口晃さん(画家)

ペットボトルに入った天然水のような作品。
密封された彼女らの企みは混ざりけがなく、
真っすぐに喉を通って、乾いた心にやさしくしみ入る。

森淳一さん
(映画「リトル・フォレスト」監督)

この映画には “匂い” がある。
香りというよりも、ニオイ。
遊びに行った友達の家の。
朝の通学路に漂う、季節の変わり目の。
好きな人のシャンプーの。
上映中、それらが僕の鼻を通り抜けていった気がした。
物語と映像と音楽に、匂いまでついてきたら、映画として究極だなって思った。

小泉徳宏さん
(映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」監督)

あまりない事だけど、昔の彼女を思い出しながら見てしまった。
土手とか公園に生えてる草の匂いと、彼女の香り、自分の汗、蘇りました。
青春映画というか体感映画だった。
是非体験して下さい。

大橋仁さん(写真家)

スクリーンから溢れだす瑞々しさは、更なる期待に繋がる!
先ず、この作品を見てもらいたい。

阿部秀司さん
(映画『永遠の0』エグゼクティブプロデューサー)

書店員さんのコメント

最初は向井君だとかっこよすぎるだろうと思っていましたが、猫背な歩き方とか徹底されてて相原君になりきれているのが楽しめました。

ジュンク堂 大草さん

映像が全体的にやわらかい雰囲気をまとっていて、作品のもつ切なさと、とても合っていました。

ブックファーストなんばウォーク店 松尾亜衣理さん

恋してる、あかりんを見てしまった・・・。
男子と手をつなぐあかりんを見てしまった・・・。
僕も、タイトルを叫びたくなってしまった・・・。

ジュンク堂書店名古屋ロフト店 K・Iさん

百瀬の制服姿を見て思春期のドギマギした恋を思い出し、当時の人に連絡をとりたくなりました。

ジュンク堂書店京都店 向畑豪さん

好きな人のためだったら、自分が不利になるとわかっても役に立ちたい。
強がってるけど本当は素直になりたい百瀬の気持ちが、ズキンと胸につきささりました。

ブックスタジオ 西尾美香さん

青春時代のほろ苦く、甘酸っぱい想い出をお持ちの皆さん! おすすめですよ!

宮脇書店大阪柏原店 萩原浩司さん

人として好きになることはできないのに、どうしても惹かれてしまうことがあります。
切ないけれど百瀬のような恋にも憧れます。

book expressエキュート上野店 千葉詔子さん

初恋は甘酸っぱくてホロ苦い、“いつか良い思い出になる”ものばかりじゃない。
そう感じさせるリアルで人間味たっぷりの映画でした。

日本出版販売株式会社 今中郁乃さん

恋は苦しくて切ないものなのに、どこかほっこり温かい気持ちが残る映画でした。

三省堂書店有楽町店 大山侑乃さん

初恋のままならなさ、振り回されっぷりが痛い程伝わってくる映画でした。

SHIBUYA TSUTAYA 竹山涼子さん

痛みを忘れても、傷ついた記憶は残ります。
この映画は青春の甘い香りがしました。原作と異なるラストに涙。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 北川未記さん

こんな形の恋愛を経験する人は少ないと思うけれど“誰か”に共感できると思います。
瑞々しくて切ない。田辺いい奴。

book express新宿南口店 倉持美優希さん

原作を読み返したくなる映画ってとっても珍しいと思う。この映画はその稀な方だ。
淡い初恋を思い返しながら映画と原作を味わって欲しい。

紀伊國屋書店梅田本店 第2課 小泉真規子さん

面白かったです。
自分の学生時代を思い出しました。

TSUTAYA BOOKS STORE 有楽町マルイ 仕掛け番長 栗俣力也さん

*順不同・敬称略